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07/09/13

ベルギーGP直前インタビュー

突然の復帰から3戦目となったイタリアGPで、左近はチームメイトのスーティルとほぼ互角の走りを見せた。

左近:完走してたくさんのデータが取れました。クルマが新しいBスペックなので、今はいかにたくさんのデータを集めるかが大切なので、完走できたことと、スーティルと同じペースで走ることができて自信にもなりました。

--テクニカル・ディレクターのマイク・ガスコインも太鼓判を押した。

左近:ええ、いいレースだったと言ってくれました。

 次のベルギーGPは、17戦中で最もチャレンジングなスパ-フランコルシャンだ舞台だ。左近は去年F1にデビューしたが、昨年ベルギーGPが開催されなかった(スパがコース改修を行っていたため)ため、左近にとって初めてのコースになる。

--ドイツF3シリーズに参戦していたときも走っていない?

左近:まったく初めてです。

--パソコンのゲームでも走ったことがない?

左近:ないですね。

--新しいコースに不安はないですか?

左近:不安ではなくて楽しみです。いろいろなドライバーに聞いても、みんな「スパは楽しい」という。チャレンジングなレイアウトのコースなので、きっと楽しいのだと思います。去年、スーパーアグリの時にいくつか新しいコースを経験しましたが、新しいコースでも、5周も走ればレイアウトは理解できるので、問題ありませんせんでした。

--そこで時間を食っているようではF1ドライバーの資格がない。

左近:ですね。F1は何事もテキパキとこなさなければならないので、様子を見ている時間がないですから。多少の調整はあるにしても、常に98%とか99%とか、100%の全開に近い状態で走っています。

--なんとなくダラ〜ッと様子を見ている時間はない、と。

左近:ですね。

--いつもグランプリの前日の木曜日にコースを歩いて下見しますね。新しいコースと走ったことがあるコースとでは、下見の仕方が違いますか?

左近:いつもエンジニアと一緒に歩くんですが、走ったことがないコースは歩いたこともないわけです(笑)。走ったことがあるコースの場合は、それぞれのコーナーで、バンプやコーナーの特徴を中心に、エンジニアとセッティングについてやりとりをしながら歩くけれど、走ったことがないコースでは、エンジニアとお互いに“ここはどうなんだろうか”とか、“データ的にこんな感じじゃないか”と相談しながら歩きます。時にはレンタカーを借りて走ってみることもあまります。

--スパのベルギーGPの次は富士スピードウェイの日本GPです。左近選手は22人のF1ドライバーの中で、富士を一番走ったことがあるドライバーだと思いますが。

左近:さっきも話したように、5周も走ればコースが分かってしまうのがF1ドライバーなので、多少、セッティングの面でエンジニアに事前情報を提供できるくらいで、たくさん走っていることがアドバンテージにはならないと思います。

--ところで、2009年から日本GPが鈴鹿サーキットに戻って、富士スピードウェイとの隔年開催が決まりました。

左近:鈴鹿が復活するのは嬉しいですね。自分が育った場所ということもあるけれど、ボクの人生の中では、日本GPといえば鈴鹿ですから。でも、富士と鈴鹿はキャラクターが違うので、隔年開催というのはいいことだと思います。

--スパのレースをうまくまとめて、日本GPにつなげたいですね。

左近:ええ、モンツァもそうでしたが、常に全開で攻めて、いいデータを取って富士につなげたいと思います。

--まずはスパでいいレースを楽しんでください。

左近:ありがとうございます。応援、よろしくお願いいたします。

(まとめ:Masami Yamaguchi/MYS)

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